2024年度の活動方針・活動計画
2024/04/06 文責 印牧善雄
Ⅰ 2024年度活動基本方針
今年(2024年) 歌のあつまり“風” は創立30年を迎えました。
30年を機に、この間に“風”で語られ、つくってきた「ことば」や「活動」、さらには「うた」の中から
合唱団としての“風”のあり方の特徴を抜き出して、今後の活動の方向性を、みんなで確認したい
と思います。
1.“風”はアマチュア合唱団ですから、メンバーが共に《うた》を楽しむことが最大のテーマです。
この道を大切に、そして忘れず、いまを生きる者どうしが集まる場としての課題を見過ごす
ことなく 《うた》 に、挑戦し続けていきたいと思います。
2.《うた》を教わるというより、むしろみんなで「ワイワイガヤガヤ」言いながら作っていく稽古が、
"風"の特徴と言えるのではないかと思います。
3.「自分の声」「自然な声」「率直な声」「今の声」を求めて
「自分の声」「自然な声」「率直な声」「今の声」は歌う「声」に求めるとともに、“風”という場への
関わり方(お互いの関係性)としても、いつも考えていいきたいテーマだと思います。
4.委嘱新作の初演活動
未だ見ぬ・稀に見る、作品として世に送り出される新しい作品、委嘱新作・初演活動。
作品: 「水はうたいます」萩京子/ 「合唱による虔十公園林」吉川和夫
「ひきわり麦抄」・「フェルせんせい」林光/ 「林光に」高橋悠治
「これは歌ではない」・「魔法使いの弟子」・「飛ぶ橇~アイヌ民族の為に~」港大尋
5.日本語で歌う(訳詞活動)( )内訳詞者
「詩人の恋」・「シューベルトの歌曲」(林光、印牧真一郎、印牧和生)・「戦争案内」(高橋悠治)
「ルネッサンス・フランス歌曲」より(安藤元雄)・「バッハ世俗カンタータ」(大西赤人)
6.ソングを歌う
林光・萩京子・高橋悠治・ハンス・アイスラー
ソングとは:社会派歌謡(林光)/いま生きる私たちが、今うたいたい歌(萩京子)
ただの通行人がバナナの皮にすべって転ぶのと、そっくりかえってえばっているエライ人が転ぶ
のとの違いをうたう歌(ベルトルト・ブレヒト)
7.活動の3本柱
●6月のリーブラフェスタ出演 ●夏(秋)合宿 ●年末コンサート(うたう井戸端かいぎ)開催
8.「歩くうた」(1980年) 詩/谷川俊太郎 曲/林光
今年のテーマ(オープニング)曲に:新提案
(アムネスティインターナショナル日本支部のために書かれたうた。)
ひとは歩く てくてく歩く/ひとは歩く のそのそ歩く/ひとは歩く ぶらぶら歩く
ひとは歩く 道がなくても/ひとは歩く 砂漠をこえて/ひとは歩く よそみしながら
ひとは歩く 好きな方へ/ひとは歩く 今日から明日へ/ひとは歩く 自分の足で
ひとには歩く 自由がある
ひとは歩く すたすた歩く/ひとは歩く とぼとぼ歩く/ひとは歩く のしのし歩く
ひとは歩く 扉を開けて/ひとは歩く 錠をこわして/ひとは歩く 壁を突きぬけ
ひとは歩く 大地を踏んで/ひとは歩く 故郷を超えて/ひとは歩く ひとを助けて
ひとには歩く 自由がある
Ⅱ 2024年度活動計画(コンサート・催し物)
◆2/24「ウクライナ・ガザに平和を
ピースコンサート」出演(告別・欠陥・私を束ねないで・希望の歌)
◆3/24「夜間中学フェス㏌八王子」出演
(恋人、夜間中学の校舎よ・だれよりも友だちと・希望の歌)
◆6/30(日)リーブラフェスタ出演
候補曲(歩く歌/六月/ひきわり麦抄/水はうたいます)
◆9/6(金)~9/8(日)合宿
三浦海岸「根本荘」詳細未定
◆10/16(水) 「「仮称カネマキコア・ハンブルグを囲んで」コンサート
コンサート概要
参加合唱団:カネマキコア・ハンブルグ 歌のあつまり“風” 他2団体
日時:10月16日(水) 15:00開場 15:30開演
会場:練馬区光が丘IMAホール(都営地下鉄大江戸線「光が丘駅
◆歌のあつまり“風” 30周年記念コンサート(うたう井戸端かいぎ)
会場:港区立男女参画センター・リーブラホール
開催予定候補日:①12/22(日) ②12/15(日) ③12/21(土) ④12/14(土)
◆他検討中催し:
関東大震災韓国:朝鮮犠牲者追悼式(未定)
ビキニ被爆70年集会参加予定
Ⅲ 団員募集